日本の在留外国人向け国内ツアーのPR 旅行会社さまによる案件の事例紹介・インタビュー
旅行会社として、長いあいだ日本人向けの海外ツアーを企画・販売してきたY社さま。
しかし近年、日本で生活する在留外国人をターゲットにした国内ツアーに需要を感じ、今回は初めて在留外国人向けの伊豆の紅葉スポットを巡るツアーを企画。
ツアーの効果的なPRを行うため、弊社にお問い合わせしてくださいました。
本記事では、弊社の外国人登録プラットフォームである「Guidable Jobs(ガイダブル・ジョブズ)」をもとにしたPRサービスの「Guidable Marketing(ガイダブル・マーケティング)」を活用した、Y社さまの事例を紹介していきます。
記事の後半では、サービスの感想などもY社さまにお伺いしました。
Guidable Marketingが今回行った施策
ホームページ作成
より多くの在留外国人の方にツアーを知ってもらうために、日本語の表記のみだった既存のホームページに加え、英語などの数か国語で表記されたホームページを新たに作成しました。
ツアーでまわる紅葉スポットの紹介や詳しい日程を掲載するだけではなく、交通情報についてやおすすめのお土産について説明することで、具体的なイメージができる内容にしました。
SNSアカウントの多言語運用
より多くの在留外国人の方々に情報をお届け・ツアーの認知を進めるため、Instagram、Facebook、TikTokの公式の英語アカウントを追加し、ツアーの内容を発信。
現地の紅葉写真や、実際のツアー中の動画を通じて、ツアーの魅力を視覚的にアピールしました。
またツアーについての質問がSNSを通じてあった時には、コメントやダイレクトメッセージを通じて迅速に対応し、興味を持ってもらうようにしました。
SNS広告の多言語運用
InstagramとFacebookで、外国人をターゲットとした広告を展開しました。
早期申し込み割引や団体予約割引などのキャンペーン情報を英語で組み込み、お得感を強調。また紅葉の写真や動画を使用したバナーを作成、訴求力の高いキャッチコピーを添えました。
弊社は広告運用を多く手がけているため、フィリピン人向け、中国人向けなど、特定の国籍の方々に向けた広告のクリック率を高めるノウハウがあります。
Y社担当者Sさまにインタビュー:外国人にサービスをPRする難しさ
ーーこのたびはインタビューのお時間をいただきありがとうございます。
ありがとうございます。よろしくお願いします。
ーー在留外国人にツアーをPRするにあたって、どのようなことに困っていましたか。
これまで日本人向けのPRは経験がありましたが、在留外国人向けとなるとどこから手をつけていいかわかりませんでした。
またSNSの多言語運用のノウハウもなく、せっかくいいツアーを企画しても、「お客さまに知ってもらえないのではないか?」という不安がありました。
ーー数あるPRサービスのなかで、なぜ弊社を選んでくださったのですか。
やはり在留外国人向けのPRに特化しているからですね。
他社のPRサービスも検討しましたが、訪日観光客向けのものが多く、在留外国人をターゲットとしたPRはありませんでした。ガイダブルさんは、在留外国人向けのメディア運営の実績が豊富で、安心してお任せできると感じました。
SNS運用からサイトの作成までサポートしていただけるところも良かったです。
ーーツアーの反響はいかがでしたか。
とても大きかったです。ツアーの写真や動画を英語で投稿しはじめてから、SNSフォロワー数が約3倍に増加しました。
とくにInstagramは、投稿してすぐにたくさんの反応が来ていました。
予約状況についても、初回のツアーで募集枠の90%以上が埋まり、うち70%がガイダブルさんのPRを見て予約した方々でした。
この成功を受けて、今はスキー体験ツアーを企画しています。
ーーGuidable Marketing(ガイダブル・マーケティング)を利用してみた感想を教えてください。
Guidable Marketing(ガイダブル・マーケティング)を利用して本当に良かったと思います。こちらの要望に対するレスポンスが早く、提案も具体的で実行に移しやすかったです。
また、外国人視点を取り入れたマーケティング手法が新鮮で、これまで見過ごしていたポイントに気づかされることも多かったですね。
ーーどういったマーケティングの手法が新鮮でしたか。
1番印象に残っているのは、実写の画像と動画を活用したプロモーションです。
TikTokでツアーのリアルな雰囲気を動画で伝えたところ、視覚的なインパクトが大きく、興味を持ってもらえたと感じています。
広告の見た目の違いも新鮮でした。
日本人向けのものは情報量が多く、カラフルな色使いが一般的ですが、ガイダブルさんが作っている外国人向けのものはシンプルなデザインが多いですね。
フォントも、読みやすさではなく、見た目のインパクトを重視しているフォントを使っていたので、やはり日本人向けの広告とデザインを差別化する必要があるんだなと感じました。
ーーGuidable Marketing(ガイダブル・マーケティング)を利用したことで、会社として成長したと感じる部分はありますか。
大いに感じています。
在留外国人向けにサービスを展開することで、マーケティングのノウハウを取り入れることができました。また、外国人の目線を取り入れた取り組みが、他のツアーの改善にも役立っています。
結果として、新たな顧客層を取り入れることができ、既存の顧客も満足させることができました。
ーー今後、Guidable Marketing(ガイダブル・マーケティング)に期待することはありますか。
今後も多様なマーケティング手法を提案していただけることを期待しています。
とくに、動画コンテンツやSNS広告に加えて、インフルエンサーを活用したプロモーションなどにも興味があります。インフルエンサーに在留外国人向けツアーに参加してもらって、SNSに投稿してもらうことも、集客に効果がありそうですね。
また、私たちがまだ知らない新しいプラットフォームや技術を活用した提案も期待しています。
引き続き、一緒に成長していけるパートナーとしてサポートをお願いしたいと思います。